京都の街並みを守っていく為にできる事
空き家の解決ドットコム、担当の草場です。
暑い夏も過ぎ去りだんだんと秋めいてきましたね〜。
当事務所のある京都はこれから観光シーズン突入。多くの観光客でますます活気付いてきます。
ちなみに年間を通して見ると国内外から約5500万人もの観光客が訪れるそうです。
そんな京都の景観を特色づける「京町家」。
現在京都には約4万軒の京町家があり、そこには京都の「暮らしの文化」、建築そのものが持つ「空間の文化」、そして職住共存を基本として発展してきた「まちづくりの文化」が受け継がれ、今も息づいています。
しかし京都市の調査によると年間2%の「京町家」が取り壊されているそうです。(一日約2.2軒!)
「京町家」の喪失は、歴史都市・京都の文化の喪失にほかなりません。
「前面道路が狭い」「連棟だから」「ボロボロで傾いている」等の理由でご自身の不動産の価値がないと思っておられませんか?
現在では外国の方や東京の投資家を中心に京町家は非常に価値のある不動産としてとても人気で、5年前と比べると取引価格も大幅に上がっております。
また、地元金融機関3行により公益財団法人京都市景観・まちづくりセンターが作成する「京町家カルテ」を建物価値の評価に活用した「京町家専用ローン」も商品化されており、一般的な住宅ローンと変わらない金利で取引する事も可能になりました。
空き家の解決ドットコムでは京町家の維持管理についてのご相談、京町家カルテ発行のお手伝い等も承っております。是非ご利用ください。