空き家の管理はどうしたらいいのか?
日本によくある古い木造家屋。
減ったとはいえ、京都にはまだまだそういう古い町家が並ぶ地域もあります。
そういった木造家屋を、空き家のまま放置しておくとどうなるでしょうか?
よく、家は人が住まないと朽ちていくといいます。
家の屋根が抜けて、瓦が落ちるので、瓦が道路の通行人に当たるかもしれません。
屋根が抜けると雨漏りしますので、床が腐って抜け落ちてしまいます。
雨漏りすると漏電もあるので、火災の原因になります。
最近はゲリラ豪雨もあり、台風や地震の被害も甚大なものがあります。
また家の周りが雑草だらけになって、木や竹が生えるかもしれません。
そうなると、動物が住み着くかもしれません。
また最近は放火された家もありますし、延焼もあり得るので、ご近所迷惑になります。
ごみの不法投棄のあった空き家もあります。これもご近所迷惑なものです。
そして、そのように荒れ果てた時に、いざ使おうとしたら、改修に莫大な金がかかることが多いです。
やはり、自分で使わないとか賃貸しないにしても、ふさわしい管理をちゃんとする必要があります。
では、空き家の管理はどうしたらいいのでしょうか?
もちろん所有者ご本人が、時々その家に行って風を通すようなことは必要です。
しかしそれができない場合にも、今は空き家見守りサービスのようなものがあります。
弊社においても、「空き家あんしん見守り管理サービス」があります。
空き家の空気の入替え、目視点検確認、ポストの回収確認、雑草取りなど、たくさんのこまごまとした管理を、低廉な料金で行うことができます。
そういうサービスを使うことにより、実際の利活用までの間、家の寿命を延ばすことができます。
なにしろ、朽ちすぎていると、解体しか選択肢が残っていない、ということもあり得ます。
その家が再建築不可の場所に立っていたら、それこそ実質的な資産毀損にしかなりません。
そうして、家を再び自己使用したり、また売却や賃貸等で、活用しやすい状況に保っていくということができます。
せっかくそこに立っている家なのです。
その家は、最初、人が住むために、あるいは商店等で使うために、そういった真剣な思いや願いを持って、建てたと思うのです。
それが、古くなって使わないで放置して、そして朽ちて仕方なく解体するのは、あまりにももったいない話ですね。
そんな家の”魂”を活かすために、少なくとも住宅管理を、真剣に考えてみられてはいかがでしょうか?
弊社または当職にご相談いただけたら、最善の対策や対処方法を一緒に考えることができます。