古い空き家を貸す場合の管理はどうしたらいいのか?


空き家の活用と言えば、売却もあれば賃貸もあります。
そして、空き家はたいてい古い家ですので、貸すにしても手間がかかると、一般には考えられます。
住居として使う場合、現代の生活ニーズに対応するには、大小さまざまの改装が必要になります。
その改装ですが、空き家は貸主の所有になりますので、通常は貸主負担で、貸主が行う、ということになります。
それに対して、賃料を安くする代わりに、借主負担でDIYを行うという考え方もあり、それをDIY型賃貸と言います。
(そのDIY賃貸についての解説は、また後日に行いたいと思います。)

そんなわけで、貸す場合は修繕が必要になるのですが、貸すのを開始してからも、急な修繕や緊急対応が発生します。
雨漏りがしている、水漏れがある、鍵が壊れてしまった、その他こまごまとした問題が、平日休日昼夜問わず発生します。
さらに家賃の未払いが発生する場合もあります。
個人の貸主では、家賃の不払いに対して対応しきれない、という話はよくあります。
家賃滞納してる人の所に、家賃の督促に行ったら、借主に殺されてしまった、という人までいます。
そういう細かい管理は、どうしたらいいのでしょうか?

結論から言いますと、住宅を管理する会社があります。
例えば、「+住宅管理会社」として検索すれば、検索結果が出てきます。
地元でよく知ってる不動産賃貸仲介業者も、住宅管理を行っています。
その会社に、管理を委託することができます。
管理委託料は、会社によりますが、例えば家賃の5%、ただし最低3,000円から、などとなっています。
その会社が各入居者様から家賃を集め、そこから5%なりを差し引きまして、残りを貸主側に振り込んでくれるというわけです。
そして管理会社には、各入居者からの要望を受け付けて対処する窓口があり、電話等で知らせを聞いたらすぐに直行して対応してくれる、ということになっています。
建物や設備に問題があった場合、業者への修理依頼を代行するだけでなく、貸主と借主のどちらに責任があるかを判断して、修繕費用の請求もなされるので、費用負担のトラブルも防ぐことができます。
また、家賃不払いがあった場合でも、すぐに督促業務を開始し、場合によっては弁護士等に委嘱し、裁判所での手続も行う、ということになります。
それで、古い貸家の管理は大変だという場合でも、そういった専門の管理会社に委託するということができます。
通常は、募集してくれた不動産仲介業者が行っているか、または紹介していただける、ということになります。
もちろん最初に思い立って賃貸の仲介を依頼したい場合にも、1社に賃貸募集の旨を伝えておけば、募集を代行していただけるので、手間が省けるとも言えます。
それで、プロとして賃貸業を行ってないので心配、という場合でも、そういった管理業者の活用で、かなりの労力を省くことができる、というわけです。

当職においても、空き家を転貸して貸し出しをする事業をしておりますし、また専門の管理業者を紹介することができます。
また、空き家を貸し出ししないでそのままにして管理するという場合にも、当社においても空き家管理業務を行うことができます。
また一度ご相談されてはいかがでしょうか?

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